ジョディ・フォスターは、若干13歳で映画『タクシードライバー』で娼婦役を演じアカデミー賞にノミネートされた天才肌女優！3歳で文字が読め子役スタートして一家を支えていた若い頃のライオン事件、スト―カーの恐怖、映画『告発の行方』、『羊たちの沈黙』の撮影秘話、2人の息子を授かった経緯や父親のことなどを解説！
ジョディフォスターのかわいい若い頃～全盛期 娼婦役の影響でスト―カーが現れる！
ジョディ・フォスターは3歳で子役デビューし、一家の大黒柱に！
ジョディ・フォスター母は、ジョディを妊娠中に夫と離婚。ジョディ・フォスターと3人の兄姉は母に引き取られます。
3歳で文字を読めたジョディ・フォスターは、子役スタートも3歳。3歳で働き出したのです！
ジョディ・フォスターは成人してから、自分が一家の家計を支えるんだ、と子供時代に思っていたと話しています。
家族は経済的に苦しかったと私は思いますね。でもジョディ・フォスターは仕事を楽しむように仕向けていたと私は思います。
楽しもうと仕向けられる精神力も、ジョディ・フォスターが女優として大成功できた大きな要因だと私は思います。
ジョディ・フォスターのデビューは6歳の時のコメディドラマ『Mayberry R.F.D.』で兄と共演。映画デビューは10歳の時の『カンサスシティの爆弾娘』のリタ役でした。
ジョディ・フォスターは撮影中にライオンに襲われた！
1972年の映画『ジョディ・フォスターのライオン物語』ではとんでもない大事故が！
撮影中、ジョディ・フォスターの後を歩いていたライオンが、突然彼女を口にくわえて左右に振ったのです！
「もうショックで地震が起きてるかと思った。横を向いたら撮影スタッフが走って来るのが見えて、トレーナーが ”降ろせ！” と言ったらライオンはパッと口を開けて、私は地面に落とされたのよ。」
ジョディ・フォスターは、背中やお腹に傷を負いましたが、映画出演は続き、『トム・ソーヤー』や『ペーパー・ムーン』、『アリスの恋』等に出演。
ジョディ・フォスターの精神力、私は脱帽です（笑）。私なら絶対に仕事に行きたいくないですね！
ジョディ・フォスターは、13歳の時の映画『フリーキー・フライデー』でゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネート。
さらに同年の映画『ダウンタウン物語』では英国アカデミー賞助演女優賞を受賞しました！
まだ13歳でこの功績！頭がいいので飲み込みも早いですよね。家計を支える目的もありますが、楽しんで演技していたと私は思います。
私が思うジョディ・フォスターのラッキーな点の一つに、母親が変にキャリア形成や演じる役についてでしゃばらず、逆にジョディを尊重してあげてたこと。
ここを親がでしゃばると、子供のキャリアに悪影響を及ぼす可能性があると私は思います。
ジョディ・フォスターは映画タクシードライバーで13歳で娼婦役を好演！
そして13歳で、話題を呼んだ『タクシー・ドライバー』に娼婦役で出演。オファーが来た時の母親のリアクションは、「とんでもない！」
私もそれは当然と思いますが、ジョディ・フォスターは対照的に、
「これまで出会った中で一番素晴らしい脚本！」
と大絶賛して母親を説得、娼婦役を演じることに。直観力が強い女性だと私は思いますね。
共演した大先輩の俳優ロバート・デ・ニーロとの絡みはアドリブも。
「同じシーンのリハーサルを彼が何度も繰り返しやるから、もう飽きてきて。そしたら本番でアドリブが入ったの。今思えば、飽きるぐらいシーンを熟知してないとアドリブも出来ない、という彼の教えなのよね。」
ロバート・デ・ニーロは不器用なイメージを私は持っているんですが、本当なんですね！
ジョディ・フォスターはこの娼婦役でアカデミー賞助演女優賞にノミネート、英国アカデミー賞助演女優賞を受賞！
ジョディ・フォスターは13歳に見えませんが、それが逆に映画のコンセプトに合っていると私は思います。
『タクシードライバー』は大ヒットしましたが、事件が起きます。ジョディ・フォスターのストーカーが現れたんです。それも危険を超えたレベルの。
このストーカーは『タクシードライバー』を繰り返し観るうちに、ジョディ・フォスターに取りつかれるようになったんです。
確かに13歳の娼婦役は衝撃的だと私も思いますが、スト―カーが現れるなんて誰にも予測できなかったと私は思います。
彼はジョディ・フォスターの近隣に転居し、連日電話や手紙を書き続けます。ジョディ・フォスターは当然相手にしませんでした。
すると彼は、ジョディ・フォスターの気を引く為、レーガン大統領暗殺計画を企て、発砲したのです。
ジョディ・フォスターが大ショックを受けたのは間違いないと私は思います。私の想像ですが、女優を辞めたいと思ったでしょう。
ちなみにこのストーカー、逮捕後は精神病院にいましたが、2022年6月に退院。ジョディ・フォスターや被害者に謝罪声明を出してますが、恐ろしい…
ジョディ・フォスターのかわいい若い頃～全盛期 告発の行方、羊たちの沈黙の撮影秘話とは？
ジョディ・フォスター出演の映画 告発の行方は男性俳優がメンタルダウン！
ジョディ・フォスターが26歳の時の映画『告発の行方』ではレイプ被害女性を演じました。1983年の実際のレイプ事件をベースにした映画です。
レイプシーンは当時大きな議論を呼びました。私もよく覚えてます。日本の情報番組ですら取り上げてましたから。映画の歴史上も最も長くて生々しくてリアル。撮影に5日も費やしました。
私が驚いのは、レイプする側の男性俳優が精神的にダメージが大きかったこと。演技とはいえけトラウマとなり、撮影現場で泣き出す俳優をジョディ・フォスターがなだめていたのです。
ジョディ・フォスターはこの映画で初のアカデミー賞主演女優賞を受賞！私は衝撃すぎて一度目は最後まで観れませんでした。ほんとに生々しくて、しかも長いので脳裏に焼き付きます。
被害者女性を演じるのは、ジョディ・フォスターも精神的に辛かったと私は思います。オファーを断った女優もいると私は思いますね。
次の『羊たちの沈黙』もそうですが、他の女優が演じたがらない役をジョディ・フォスターは演じるんですよね。
世間体に流されず、自分がいいと思った役を演じるジョディ・フォスターは本当に素敵だと私は思います。
ジョディ・フォスターは映画 羊たちの沈黙ではアンソニー・ホプキンスと会話せず！
ジョディ・フォスターの2度目のアカデミー賞は、29歳の時の映画『羊たちの沈黙』です。
男性へのトラウマを抱えているのに凶悪な男性犯罪者と対峙し、FBIという男社会で自分の居場所を見つけようとするFBI実習生を熱演してます。
1991年の映画ですが、今観ても古いと私は感じません。現実はまだ男社会で、男女平等じゃない部分が多く残っているからだと私は思います。
凶悪殺人犯はアンソニー・ホプキンスが演じました。ジョディ・フォスターは彼を本当に恐い人と思っていて、撮影中一度も会話せず！彼の方もジョディ・フォスターが恐い人と思っていたんです！
彼は、より怖く見せるために瞬きを一切しなかったのです。しかも無表情なので、個人的にはそれが一番怖いですね。
アンソニー・ホプキンスはそれまで悪人を演じたことはないと思います。彼にとっても『羊たちの沈黙』は新境地開拓だったと私は感じます。
エグいシーンもありますが、異なる視点で観ると新しい発見があります。『羊たちの沈黙』を「服を大事に」と「名作と言われる理由」にフォーカスして解説しました。ぜひご覧ください！
ジョディ・フォスターのかわいい若い頃～全盛期 結婚は？子供の父親は？
30歳までに30本近い映画に出演し、アカデミー賞主演女優賞も2度受賞したジョディ・フォスター。イェール大学はアフリカンアメリカ文学部を成績上位10％で卒業という才女ぶりを発揮してます。
ジョディ・フォスターのプライベートの方は、90年代からレズビアンとの噂がありました。2007年に自らカミングアウトするまで、そういう噂はやんわり否定してました。
この辺りは葛藤などあったと私は思います。今でもカミングアウトにはかなり勇気がいると思うので、2007年のカミングアウトは勇気を振り絞ってのことだったと私は感じます。
パートナーは、女性プロデューサーのシドニー・バーナードさんで、1993年からお付き合いを始めていました。
そして子供も欲しかったようで、1998年に長男チャールズを、2001年に次男キットを出産してます。
気になる父親ですが、俳優兼映画プロデューサーの故ランディ・ストーン氏と言われてます。
彼はジョディ・フォスター初監督映画『リトルマン・テイト』の製作総指揮をしたので、この映画で知り合ったと私は思います。残念ながら2007年に心臓病で亡くなってます。
ジョディ・フォスターは、2人の息子たちが大きくなるまで父親の名前は口外しませんでした。なぜかというと、彼は既婚者だったんです。
私はこの事実に衝撃を受けました！ジョディ・フォスターが既婚者との間に子供を持つなんて！
彼には妻がいましたが子供はいなかったので、自分の子供がは欲しかったのでしょうか。2人にとって人生最大の決断だったと私は思います。
ジョディ・フォスターとシドニーのお付き合いは数年で終わり、2014年に写真家で女優のアレクサンドラ・へディソンと結婚しています。
2人の息子にとって家庭環境が目まぐるしく変わりましたが、私の想像ですが、必ずしもマイナスではないと思います。
子供といっても一人の人間ですし、血縁や書類上の括りじゃなく、一人の人としてお互い接する方がむしろ良いと私は思います。
ジョディ・フォスターのwiki風プロフィール
最後になりましたが、ここではジョディ・フォスターの簡単なプロフィールをチェックしましょう！
名前：アリシア・クリスチャン・フォスター Alicia Christian Foster ”ジョディ”はニックネーム
生年月日：1962年11月19日
出身地：アメリカ ロサンゼルス
学歴：イェール大学卒業（ハーバード大学、コロンビア大学にも合格していた）
家族：女性のパートナー、息子2人（チャールズ、キット）
ジョディ・フォスターの学歴が輝かしいですね！ここまで知的な女優はそれほどいないと私は思います。知的なハリウッド女優と言われ、IQは132！
これだけ知的なのですが、トーク番組などではあっけらかんとした、知的さを鼻にかけることなく、どちらかというと理屈よりもフィーリングや感性に沿って発言している、と私は感じます。
出演作品もバリバリ仕事するキャリアウーマンの役ではなく、どちらかというと弱い立場にありながらも前向きに前進している女性の役が多いと私は思います。
この辺りは、ジョディ・フォスターの人柄や人生の本質を踏まえた上で演じる役を吟味してのことだと私は思います。個人的にはこういう方、好きです！
一方では、ライオンに襲われても、スト―カー事件で大統領が撃たれても、最終的にはカメラの前に戻って来る並外れた精神力の持ち主。
女性パートナーと共に2人の息子を育てる母でもあり、プライベートも充実していて羨ましいです。欲しいものは全てじゃないんでしょうけどある程度手に入れる！
人生には程よい欲深さも必要だと私は思います。今後の活躍も楽しみですね！引き続きウォッチしていきましょう！
『羊たちの沈黙』を「服を大事に」と「名作と言われる理由」にフォーカスして解説したページもぜひご覧ください！
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント