サラ・モーテンセンは、フランス発の超人気ドラマ『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』で自閉症のアストリッド役を演じるフランス生まれの女優。自閉症の人を演じるために入念な研究をしていること、夫(彼氏)や子供、母親、左目が失明しかけたこと、共演者との不思議な縁など盛りだくさんお伝えします!どうぞ最後までお付き合いください!
サラ モーテンセンの身長、年齢などwiki風プロフィール
フルネーム:サラ・モーテンセン Sara Mortensen
身長、体重:172㎝、57㎏
生年月日:1979年12月10日
出身地:フランス パリ
学歴:Cours Florent演劇学校
サラ・モーテンセンの父は造形芸術家、ノルウェー生まれの母は女優であり演劇講師、脚本家。両親の影響で幼いころからの夢は女優でした。
しかし悲劇が!サラ・モーテンセンがまだ4歳の時、家の中で派手に転んで左目をひどく損傷、数週間の入院。この入院の経験がきっかけで小児科医を目指した時期も。
最終的にはずっと目指していた女優の道と決め、Cours Florent演劇学校に進学。様々なコメディ演技の授業をフランス語と英語で受講。フランス語、英語、ノルウェー語を話すトリリンガル女優に。
サラ・モーテンセンは在学中の2002年に舞台『All world’s a stage』で女優デビュー。舞台女優として演技に磨きをかけると共に、短編映画にも出演し始め、今日のキャリアを築いてきました。
サラ・モーテンセンの左目の視力ですが、12回の手術、相当なリハビリでも完全に回復していません。でも悲観的に考えていなく、「おかげで他の人とは違う感覚で色が見えるわ」、と楽観的。
スラスラ書いてしまいましたが、2つしかない目の1つが完全に見えないとは、やっぱり心細いと私は思いますよ。それでも女優なんて過酷な道を選ぶなんて本当に尊敬です!
こういった状況にある人たちにとっては模範となる女優さんだと思います。
サラ・モーテンセンは自閉症患者との交流経験活かしてのアストリッド役を熱演!
サラ・モーテンセン演じる犯罪資料局の文書係のアストリッドは、自閉症があるものの鋭い推理力と際立つ記憶力の持ち主。
そんな特性と犯罪学の知識を活かし、警視のラファエルと協力して事件を解決に導いていくストーリーです。サラ・モーテンセンはドラマのコンセプトを、
「自閉症や定型発達の人を扱ってはいるけれど、でもこれは2人の全く違うタイプの女性が出会って、お互いのこと知っていき、協力していく物語よ。」
なるほど。バックグラウンドや障がいとか関係ない、人と人との関わり合いが大きなテーマなんですね。
実はサラ・モーテンセンは、子供の頃から自閉症のように特殊と言われる人たちを交流がすでにあったんです。
「子供の頃、父が画家として勤務していた子供ワークショップによく行ってたの。そこにはいわゆる特殊と呼ばれる子供たちがたくさんいた。だから子供の頃から彼らに対して何の違和感もないの。」
まさにこのドラマの真のポイント”2人の全く違うタイプの女性が出会って、お互いのこと知っていき、協力していく物語”をすでに子供時代に体験してたんですね。
なのでアストリッド役の依頼が来たとき、すぐに出演を決めました。脚本チームの一員でもある彼女は、脚本(特に会話部分)を大幅に書き直しました。
さらに自閉症の方のミーティングに参加、文献も読みました。やはり相当に準備したんですね!
自閉症の誤った認識が世間に広まってしまったら大変ですし。このドラマはイギリスやアメリカでも放送されたので、影響力、そしてプレッシャーも大きいですね。
具体的に自閉症の方の歩き方も研究してます。
「自閉症の子供さんはつま先で歩くことに気づいたわ。最初につま先、そして踵が地面に着くから後向きに歩いてるような感じ。大人になるにつれて内股歩きになるの。」
すごく細かく研究してますね!他の特徴として、信頼してる人以外とは目を合わせない等もあります。
こういったドラマで自閉症に対する理解が進み、住みやすい世の中になるといいと思っています。
サラ・モーテンセンは結婚してる? 夫、子供は?
サラ・モーテンセンは結婚していないので夫はいませんが、5歳年上の俳優ブルース・テソールが彼氏です。ドラマ『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』でジュリアン役で出演してます。
サラ・モーテンセンとは2015年頃からのお付き合いで、出会いはこのドラマの撮影でした。しかもジュリアンはアストリッドに惚れる役!
そしてサラ・モーテンセンの子供ですが、15歳の息子が一人います。父親はブルース・テソールではないと言っていますので、彼より前の彼氏かと思います。
血縁関係がなくても良い関係を築けているならいいですよね。フランスは同性婚が日本よりも進んでますし、血縁関係ってそんなに大事?という未来も近い、すでに来ているのでは、と私は思います。
サラ・モーテンセンの彼氏だけじゃなく、彼女の母親もアストリッドの母役として出演してるのも面白いところ。
さらに母親は、ローラ・ドヴェールの亡き父(パトリック・ドベール)と1982年の映画『Paradise for All (Paradis pour tous)』で共演していたんです!
ローラ・ドヴェールの父は、彼女がたった3歳の時、35歳の若さで自ら命を絶ちました。そんな父の仕事仲間が身近にいてくれるのは、ローラ・ドヴェールも嬉しいのでは?
本当に不思議な縁ですよね!しかもサラ・モーテンセンとローラ・ドベールは誕生日は4日違うだけ!息が合った演技を見せています。
サラ・モーテンセンの主な出演作品、まとめ
サラ・モーテンセンは映画、ドラマ、舞台と精力的に出演!芸歴20年で40本近くですからけっこうハードスケジュールですね。主な出演作品をリストアップしました。
≪映画≫
・『The Ideal』(2016)
・『Les mystères de l’école de gendarmerie』(2021)
・『Déflagrations』(2021)
・『Le Saut du Diable 2: Le Sentier de Loups』(2022)
≪ドラマ≫
・『美しい人生を!』(2012~2019)
・『Cassandre』(2015)
・『Il a déjà tes yeux(目元が似てる君へ)』
・『Contact』(2017)
・『L’abîme』 (2023)
・4歳の時に事故で左目をひどく損傷するも女優になる夢を貫いた。左目の視力は完全に回復していないが楽観的に捉えている。
・彼氏はドラマ『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』で共演のブルース・テソール。彼より前の彼氏との間に息子が1人いる。
・『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』では自閉症がある役を演じている。母役は実の母が出演。共演のローラ・ドヴェールとは誕生日4日違いという不思議な縁。
サラ・モーテンセンは少女時代からコメディが好き。『Il a déjà tes yeux(目元が似てる君へ)』や『The Ideal』等のコメディものに出演しています。
最近は刑事ものに多く出演していますが、次はコメディを、と私は期待しています。アストリッドがコメディ?!どんな演技なのか興味そそられますね。
テレビ番組などの授賞式で審査員も務めていますので、将来的には役者を育てる側に行くかもしれませんね。
『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』で名コンビの警視役ローラ・ドヴェールも興味深い人生です。ぜひこちらもお読みください!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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