サンドラ ブロックは、30歳でキアヌ・リーブスと共演した映画『スピード』で注目されたプロデューサーも出来る女優。代表作『あなたが寝てる間に…』や『しあわせの隠れ場所』で人気を不動のものに。若い頃のキャリア、キアヌ・リーブスとの『スピード』共演エピソード、結婚、離婚、子供(養子)を迎え入れた事などまとめて解説します!
名前: サンドラ・アネット・ブロック
生年月日:1964年7月26日
身長、体重:171cm、54kg
家族:養子の子供2人(ルイス君、ライラちゃん)
サンドラ・ブロック 若い頃 女優としてブレイクするまで
サンドラ・ブロックはアメリカ生まれですが、12歳になるまで一家はドイツ暮らし。なのでサンドラ・ブロックはドイツ語が堪能。羨ましいですねぇ。
オペラ歌手の母とボイストレーナーの父を持ち、幼少期からバレエや声楽を学んでました。程よい筋肉はバレエ効果だったのですね!
サンドラ・ブロックは太ったことがあるのでしょうか?私の想像ですけど、バレエ経験がある人は、体型コントロールがしっかり出来ると思います。
サンドラ・ブロックは大学に進学しますが、本格的に演技を学ぶために中退。22歳でNYのネイバーフッド・プレイハウスで演技を学び始めます。
サンドラ・ブロックこの学校で、独自の演技指導法を編み出したサンフォード・マイズナー教師から指導を受けます。
バレエや声楽の経験は、演技を学ぶのに間違いなく活かされたと私は思います。私は彼女の滑らかな話し方も好きです。
サンドラ・ブロックの女優デビューは23歳の時のスリラー系映画『ハングマン』。主役ではなく、残念ながら映画自体の評価もイマイチでした。
28歳の時の映画『Love Potion No.9』では、ロングのソバージュ(古い!)姿のサンドラがかわいい!雰囲気を一言でいうと、”優等生風”ですかね。
どれも映画自体の評価はイマイチなのですが、それでもくじけないのがサンドラ・ブロック!30歳でキアヌ・リーブスと共演したヒット映画『スピード』まで、6年間で12本の映画に出演!
来る作品拒まずの精神だったと私は思います。露出度アップが第一優先だったのでしょう。
サンドラ・ブロック 若い頃 キアヌとスピードで共演、片思い?
サンドラ・ブロックを有名にした映画は、やっぱりキアヌ・リーブスと共演した『スピード』ですね!同じ年の2人が30歳の時の映画ですが、キアヌ・リーブスがとにかくイケメン!
サンドラ・ブロックはボブカットで、キアヌよりも若い雰囲気だと私は思いますね。“近所のお姉さん(Girl Next Door)”と親しみやすい女優の印象が生まれたのもこの映画がきっかけでした。
キアヌ・リーブス演じる警察の右腕として、爆弾が仕掛けられたバスを操縦させられる免停中のちょっとお転婆なお姉さんを演じてます。
サンドラ・ブロックとキアヌ・リーブス、お互い一目惚れしてたんですよね!
「キアヌってほんとにSweetで(囁き越えで)Handsome! 彼に見つめられるとドキドキしちゃって演技を続けるのが本当に大変だったわ」
なんておノロケ(?)コメントを!実はキアヌ・リーブスも同じ頃、「僕もサンドラに恋してたよ」と言ってるんですよね。
付き合うことはなかった2人ですが、淡い初恋の思い出みたいな話で(笑)私の想像ですが、キアヌも『スピード』でブレイクしたので、それだけ思い入れも強いのでは。
サンドラ・ブロックは撮影前にバスの運転の仕方を学び、実際いくつかのシーンではハンドルを握ってます。え、あんなでかいバスを!すごいですね。
でもその後のサンドラ・ブロックの活躍を見ると、大したことじゃないかもと私は思います。次章ではサンドラ・ブロックの若い頃の活躍ぶりをご紹介します!
サンドラ・ブロック 若い頃 45歳までにアカデミー賞など5回も受賞!
サンドラ・ブロック あなたが寝てる間に… で1度目のゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞!
映画『スピード』で注目されたサンドラ・ブロック。31歳の時には、映画『あなたが寝てる間に…』にプロデューサーの強い推しで主役に抜擢。
サンドラ・ブロックのことを、
「サンドラは面白い人だし頭もキレる。女優としても常に新しいことに挑戦するし100%で挑んでいる。セクシーだし独立心もあって美しくてタフで…」
と誉めちぎってます。主役のルーシーを演じ、1度目のゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しました。
ピュアなサンドラ・ブロックを何度も観たくなりますね。クリスマス映画ですがいつ観ても癒される映画だと私は思います。
サンドラ・ブロック デンジャラス・ビューティーで2度目のゴールデングローブ賞主演女優賞受賞!プロデューサーも!
サンドラ・ブロックは36歳の時、映画『デンジャラス・ビューティー』で主役のFBI捜査官グレイシー役を演じ、なんとプロデューサーもやってます!
映画『グレイテスト・ショーマン』等に出演のヒュー・ジャックマンがオーディションを受けたのですが、プロデューサーとしてのサンドラ・ブロックに度肝を抜かれた、と言ってます。
「とにかく何でも早くやる人だね。あのスピードには少しも付いていけない。脚本もあれほどいいとは知らなかった」
”スピード”感ですね(笑)
サンドラ・ブロックはFBI捜査官として男性相手にレスリングの練習、なぜか水着コンテにも出場!ハチャメチャぶりが楽しすぎて私は3、4回観ましたね。
グレイシーの斜に構えた性格が私は好きです。男性陣の嫌味やプレッシャーをまともに受け止めない性格、に私は強く共感しました。斜に構えて
プロデューサーに初挑戦した映画『デンジャラス・ビューティー』で主役のグレイシーを演じ、サンドラ・ブロックは2回目のゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しました。
サンドラ・ブロック 映画 あなたは私の虜になるで3度目のゴールデングローブ賞主演女優賞受賞!初ヌードに挑戦!
サンドラ・ブロックの3度目のゴールデングローブ賞主演女優賞は、45歳の時の映画『あなたは私の虜になる』。この映画でも主役のマーガレットを演じ、製作総指揮、そして初のヌードも披露!
「キャリアの中でヌードに挑戦するなら、この映画がパーフェクトだと思ったの。まあ、ジョークで出来るからね」
とノリがいいですね!特別なダイエットはしないけど、クリスピリームドーナツは撮影が終わるまでガマン。サンドラ・ブロックの仕事を楽しんでる感ハンパないですね!羨ましい限りです。
サンドラ・ブロック 映画 ウルトラ I LOVE YOU! でゴールデンラズベリー賞を受賞していた!
そんなノリノリのサンドラ・ブロックですが、3度目のゴールデングローブ賞と同じ年、映画『ウルトラ I LOVE YOU!』で低評価を称える(笑)ゴールデンラズベリー賞最低主演女優賞も受賞!
しかも、カゴ一杯の映画のDVDを持って受賞会場に入り、「とにかくもう一度観て!」とみんな提案!堂々とメディアのインタビューにも応える姿はカッコいい!
この不名誉な賞はスルーする俳優がほとんどなのに、わざわざDVDまで持って出席するって、やっぱり面白い人ですねぇ!
サンドラ・ブロック 映画 しあわせの隠れ場所 ではゴールデングローブ賞&アカデミー主演女優賞のダブル受賞!
映画『しあわせの隠れ場所』でサンドラ・ブロック演じるリー・アンは、雨の中歩く黒人の少年マイケルを放っておけなく、一家に迎い入れて大学進学させ、少年はアメフトの花形選手になっていく物語。
サンドラ・ブロックは、あまりにも感情に流されたストーリー、と思ってオファーを3回も断ってました。しかし実在のリー・アンさんと会って話すうちに出演を決心。
そして見事、ゴールデングローブ賞&アカデミー主演女優賞のダブル受賞!
映画は大ヒットでしたがちょっと問題が起きてるんです。
2017年頃までプロアメフト選手として活躍したマイケルさんですが、この映画からの報酬を一度も受け取ってないと言ってるんです。
さらに自分の後見人なった際も、この夫婦は自分に嘘をついていた、とも主張。一家はそんな主張は”ゆすり”と言ってますが、この先どうなるんでしょうか。
サンドラ・ブロックも心を痛めてますよね。実際に2人の子供(養子)がいますし。彼女だけにはもめ事なく暮らしてもらいたいですね。
サンドラ・ブロックの若い頃 結婚、離婚、養子の迎え入れの経緯は?
41歳でテレビタレント/起業家のジェシー・ジェームズ氏と結婚、そして離婚
サンドラ・ブロックが結婚したジェシー・ジェームズ氏は、West Coast Choppersの創設者、JESSE JAMES FIREARMS UNLIMITEDのCEOなどを務める実業家兼テレビタレント。
両腕にびっしりとタトゥーが入ったちょっと厳ついかんじの男性。出会いはサンドラ・ブロックが39歳の時、甥っ子のためにジェームズ氏のガレージを見せてもらったのがきっかけ。
しかし2010年にジェームズ氏の度重なる浮気で離婚。彼はサンドラ・ブロックと結婚する前、すでにバツ2で3人の連れ子も。しかもサンドラ・ブロックと離婚後、2回も結婚してます!
3人の連れ子たちをサンドラ・ブロックは可愛がっていたんですよ!離れるのは辛かったでしょうね。
42歳で養子縁組の準備開始、ルイス君とライラちゃんを養子として受け入れる
しかしサンドラ・ブロックは結婚の翌年、アメリカの南東部を襲ったカトリーナ(ハリケーン)で親を亡くした子供たちがたくさんいると思い、養子縁組の手続きを始めていました。
まだジェームズ氏と夫婦1年目だった時期。養子の迎え入れ準備のことをジェームズ氏は知ってたんでしょうか?彼の行いからして、これ以上責任が増えることを重荷に感じたかもしれません。
サンドラ・ブロックはアカデミー賞授賞式にジェームズ氏と一緒に出席した時、「夫のサポートに感謝してる」と話してます。
ところがジェームズ氏は離婚後のインタビューで、「彼女が本気でそんなこと言ってるように思えなかった」、と。ちょっと捻くれてるのか、自分に自信がないのか。どちらにせよひどいですね!
そんなジェームズ氏のことは放っておいて(笑)、サンドラ・ブロックは2010年の離婚した年にルイス君、2015年にライラちゃん(2人とも黒人の養子)を迎い入れてます。
経済的にいくら余裕があっても、養子を、しかも2人も迎い入れるってなかなか出来ないと思います。東日本大震災が起きた時もいち早く100万ドル(約1億4,500万円)も寄付してくれました。
仕事が出来て心も温かい。人として格が高いのですね。
「この子たちと肌の色が同じだったら良かったのに…」
サンドラ・ブロックがこう語っていたのを見た時は目元がウルウルきました。肌の色が違うと周りの視線が違う、当の子供たちも困惑して傷つくかもしれない。本当に子ども達が第一優先なんですね。
ブライアン・ランドール氏との出会い、悲しい別れも
2015年、サンドラ・ブロックはブライアン・ランドール氏という元モデルの写真家と出会います。きっかけはサンドラ・ブロックがルイス君の誕生日写真をブライアン氏に撮ってもらったこと。
サンドラ・ブロックは苦い離婚を経験してるせいか結婚はしませんでしたが、ブライアン氏はルイス君とライラちゃんから「パパ」と呼ばれるほど慕われてました。
でも幸せはまたもや長続きせず(泣)、ブライアン氏はALSという難病を患い、3年間闘病の末に2023年8月に57歳で他界。
ブライアン氏は生前、遺灰を ”特別な場所” であるバハマのハーバー・アイランドの海に散骨して欲しい、とサンドラ・ブロックに伝えていたのです。
サンドラ・ブロックはその言葉通り、ブライアン氏の遺灰をハーバー・アイランドの海に散骨しました。
辛い事も嬉しい事も、ジェットコースターのような人生を送っているサンドラ・ブロック。これからも応援させていただきます。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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