クレール・ボロトラは、フランスの実力派女優です。ドラマ『6人の女 ワケアリなわたしたち』でヴァレリーを演じています。
大物政治家を父に持ちながらも9歳でオペラ座バレエ学校に入りました。
生い立ちや(パートナー)、女優を目指している娘のこと、『6人の女 ワケアリなわたしたち』で悪夢に悩まされてきたエピソードなどをご紹介します!
クレール・ボロトラのwiki風プロフィール、生い立ち
名前:クレール・ボロトラ Claire Borotra
出身地:フランス ブーローニュ=ビヤンクール
生年月日:1973年9月25日
身長、体重:167cm、54kg
家族:娘(アレー)、息子(アルテュール)
学歴:フランス国立高等演劇学校
クレール・ボロトラは、幼少期からダンスが大好きな活発な少女でした。
9歳でオペラ座バレエ学校に入り、3年間バレエを学びます。
ところでフランスでは、こういったオペラ座バレエ学校の生徒たちのことを「オペラ座のねずみたち」と呼ぶんですね。
レッスン場がオペラ座の屋根裏にあり、まだ小さな生徒たちが練習する足音が、まるでねずみの足音みたいなのでこんな呼び方になったのです。
私もこれまで知りませんでしたが、面白いですね!
クレール・ボロトラはこの学校で3年程バレエを学んだ後、ベルサイユ地方音楽院に進学。
これほどアートの世界に惹かれるのはアーテイスト一家の出身だから?と思いますが、そうではありません。
クレール・ボロトラの父と叔父は政治家です。特に父はフランスの元情報技術・郵政大臣なので大物政治家ですね。
そんな父が話すことは、もっぱら政治の事。幼いクレール・ボロトラにとっては寂しかったと私は思います。
私の想像ですが、子供が政治なんて分かりませんし、会話になっていなかったと思います。
クレール・ボロトラは、政界に興味はないと断言しています。
ただパリ・ドーフィンヌ大学で経済学を学んでいるので、当時は興味があったのだと私は思います。
クレール・ボロトラの母は、本の虫。幼い頃、一緒に図書館に行くのが楽しみでした。クレール・ボロトラが演劇などアートに興味を持ったのは、母の影響だと私は思います。
クレール・ボロトラはこれまで60本近いドラマや映画の他、『メデューズ号の筏』や『出口なし』など多数の舞台にも出演しています。
そして私が驚いたのが、脚本やプロデュースも手掛けていること。
ドラマ『お!バカんす家族』は脚本とプロデュースを、『Autopsy』ではプロデューサーを務めました。
『お!バカんす家族』はクレール・ボロトラが若干36歳の時ですから、とても有能な女優だと私は思います。
次の章では、演技も裏方も出来るクレール・ボロトラのプライベートを解説していきます。
クレール・ボロトラに夫(パートナー)、子供はいる?
クレール・ボロトラは、15歳年上の俳優ジェローム・アンジェとドラマ『女警部ジュリー・レスコー』などで共演して知り合い、結婚しました。
2001年に娘、2008年に息子が生まれましたが、数年後に離婚しています。
しかもジェロームさんは過去に一度結婚していて、3人の子供を設けているのです。なので彼の子供は合計5人!
なぜ2度も離婚したのでしょうね。年齢的にも寂しいのでは、と私は思いますがフランス的な感覚なのでしょうか。
クレール・ボロトラは2人の子供が小さかった頃、撮影現場に近づけないほど子供たちのプライベートを守っていました。
月日は流れ、今、娘のアレーは女優を目指しています!
アレーさんの写真がネット上にありますが、美人ですね!私は母親似だと思います。
今年23歳ですし、いつ女優デビューしてもおかしくないですね。親子共演もあると私は思います。
クレール・ボロトラの息子はアートの世界に興味はなく、エンジニアになっています。
クレール・ボロトラは子供たちの意志を尊重している母親だと私は思います。
クレール・ボロトラの父は政治の事ばかり話す人でした。
でも娘のクレールをバレエや音楽の学校に行かせてあげたので、やはり娘の意志や夢を尊重していたと私は思います。
クレール・ボロトラもそんな父と同じで、子供の意志や夢を尊重する母親だと私は思います。
自分が女優だからといってアーティストの道を勧めたりしなかったと私は思います。
クレール・ボロトラは柔らかい雰囲気ですし、私の想像ですが家庭ではごく普通のお母さんだと思います。
クレール・ボロトラは『6人の女 ワケアリなわたしたち』の撮影中に悪夢に悩まされていた!
クレール・ボロトラは、ドラマ『6人の女 ワケアリなわたしたち』でインド帰りのヴァレリーを演じています。
何と、モルガンの実母なのですね。第5回でそれが明らかになり、私はビックリです!
ヴァレリーは、悟りを開いたかのように落ち着いているし、メンバーにも優しい。
しかし、ドラッグ中毒でモルガンを育てられなかった過去がありました。
実母に捨てられたと思っているモルガンとどんな展開になるのか、第6回(最終回)に明らかになります。
さてクレール・ボロトラの撮影の思い出はなんでしょうか?調べてみるととても大変だったみたいです!
「本当に化学療法を受けている気がして、毎晩悪夢を見たわ!」
クレール・ボロトラは、ヴァレリーに完全に入り込んでいたのだと私は思います。
撮影地が山ということも、孤立感があるというか、撮影のことしか考えられない環境だったと私は思いますね。
さらに撮影の最初の2週間は、毎朝撮影スポットまで1時間半歩かなければなりませんでした!
しかもカメラの角度を変えたり、撮り直しも多く、全テイクは70回も!
体力的なしんどさに加え、精神的な辛さもありました。
実はクレール・ボロトラの親友の一人が、撮影が始まった頃にがんの化学療法を開始したのです。
これは精神的に来るものが大きいと私は思いますね。
撮影中はずっとこの親友のことが頭から離れなかったのでは、と私は思います。
クレール・ボロトラはこのドラマについて、
「がんというテーマをユーモアを交え、ライトに、自己卑下も交えて扱っているこのドラマを、がんど闘っている人たちに笑って観てもらい、何等かのサポートになるといいですね」
と語っています。私も全く同感です。
あと私は、このドラマを見た人たちが積極的に健康診断に行き、食生活を改善することもがん予防に役立つと思います。
クレール・ボロトラのまとめ
・大物政治家の父と読書好きの母の元に生まれ、9歳でオペラ座バレエ学校に入り、その後ベルサイユ地方音楽院で学んだ。
・女優デビューは21歳の時に出演したドラマ『Honorin et l’enfant prodigue』。『メデューズ号の筏』などの舞台にも出演しており、今日までにドラマを中心に60本近い作品に出演している。
・脚本やプロデューサー業も手掛け、若干36歳でドラマ『お!バカんす家族』の脚本とプロデューサーを務めた。
・ドラマ共演を通して知り合った俳優のジェローム・アンジェと結婚し、一男一女を設けたが離婚した。現在、娘は女優志望。
・ドラマ『6人の女 ワケアリなわたしたち』では、インド帰りのヴァレリーを演じている。撮影が始まった頃、親友の一人が癌の化学療法を受け始めていた。
私は6人の女優の中でクレール・ボロトラが一番好きですね。
雰囲気が柔らかくて、さりげなく人に親切できたりしそうな印象がありますよね。
ふんわりした雰囲気なのに、30代で脚本やプロデューサーをやってしまうのは驚きですね!
9歳でバレエを習い始めているので芸が体に沁み込んでいるでしょうね。
自分の好きなことに全力で取り組んできた女性という印象を私は持っています。
これからも楽しい作品を世に送り出してもらいたいです。
『6人の女 ワケアリなわたしたち』のキャスト、声優、ストーリー、ロケ地、主題歌、エンディング曲などまとめもおすすめ!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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