カミーユ・シャム―というフランス人女優をご存じですか?ドラマ『6人の女 ワケアリなわたしたち』のパティ役として、日本でジワジワ知られ始めた女優です。
本国フランスではすでに女優キャリアを確立し、多数の映画やドラマに出演。ソルボンヌ大学出身という才女でもあります。
パートナーとの馴れ初めや2人の子ども達、子宮内膜症と闘いながらの女優活動などを解説します!
カミーユ・シャム―のwiki風プロフィール、生い立ち
名前:カミーユ・シャム― Camille Chamoux
生年月日:1977年9月22日
出身地:フランス パリ
学歴:ソルボンヌ大学
家族:Patrick Cassir、息子(コンスタンチン)、娘(アポロニア)
カミーユ・シャム―は、弁護士と大学教授の両親の元に生まれます。
厳格そうな家庭出身ですが、小さい頃から人間ウォッチングにハマって、将来は女優になると決めます。
カミーユ・シャム―は勉学にも励み、大学は名門ソルボンヌ大学!
顔立ちからは目から鼻へ抜ける知的さを私は感じます。大学卒業後、若干22歳で自分で劇団を立ち上げました!
『Love and Fish』等の舞台に出演しながら、29歳で『Camile Attack』という一人芝居を書き上げます。
30代の女性が人生の意味を見出そうと奮闘するコメディタッチの物語で、話題作に。
カミーユ・シャム―の映画デビューは2011年の『突然、みんなが恋しくて』。
2014年の映画『Les Gazelles』では脚本を共作してます。
カミーユ・シャム―のように、脚本も手掛けたいと言う役者は多いですね。
でも彼女のように30代で実現するのはレアだと私は思いますよ。
カミーユ・シャム―はコメディ好き。私の印象だと、コメディよりシリアスなものが好きな雰囲気なので、ちょっと意外ですね。
これまでに60本近い映画やドラマに出演してます。脚本は、ドラマ『エージェント』や映画『Les Gazelles』等4本も!
女優だけに収まり切れない、想像力やインスピレーションが溢れて来るタイプかと私は思います。
自分が持っているものが出来るだけ発揮したい、と熱い情熱を持った女優さんという印象を私は持っています。
カミーユ・シャム―に夫(パートナー)、子供はいる?
カミーユ・シャム―のプライベートはどんな感じでしょうか?
調べてみると、結婚はしていませんが、映画監督のパトリック・カシスさんがパートナーです。2人の出会い方がユニークなんです!
「友達とディナーパーティーをすることになって、ルールはそれぞれが会ったことがない人を連れてくること!」
でもカミーユ・シャム―は誰も思い浮かばす、結局友達に電話してパトリックさんを紹介されたのが出会いのきっかけ。
スーパーマーケットさえフランスでは出会いの場になると私は聞いたことがあります。
こんな出会いの方法、遊び心もあって素敵だと私は思いますね。
出会ってからは夫婦のような関係を築いてきた2人。
意見の食い違いでケンカになってお互いのことを悪く言う時もありますが、いつも仲直りする深い絆で結ばれたカップルなんです。
ケンカになると、とことん話し合って2人で問題解決する。
夫婦じゃないですが夫婦のお手本のような2人だと個人的には思います。2人のお子さんもいます。
長男のコンスタンチン君と長女のアポロニアちゃんです。
カミーユ・シャム―は母になった時の感想として、こんな発言をしてました:
「コンスタンチンを出産した時、この子を抱いてハグしたい気持ちになならなかったわ。でもしばらくするとお喋りを始めて私をじっと見るようになって、そのあたりからこの子を愛おしいと感じたの。」
サバサバしてますね。最初の子育て、それも生まれたばかりの頃は、神経使い過ぎて我が子でもかわいいと思う余裕もあまりなかったのでは、と私は思いました。
私の印象では、こういう発言をパパっと公にするカミーユ・シャム―は、偽りがないというか、自分に正直にストレートに生きている女性だと思います。
カミーユ・シャム―は病気を抱えて6人女 ワケアリなわたしたちに出演!
そんなカミーユ・シャム―は、ドラマ『6人の女 ワケありな私たち』でパティを演じています。
パティは、乳がんで腫瘍を全て摘出したという設定。独身で同性愛者です。
パティは救急医で、この登山にもメンバー分の薬を用意して参加しています。
自身ががんでありながらも他のメンバーたちの体調にも気遣いする役目ですが、カミーユ・シャム―はパティを、
「自分も辛いのに、メンバーたちと関わることで何とか自分の辛さをやり過ごしている。自分を前に出すタイプじゃないけど、そんな控え目な所が素晴らしいのよ。」
と分析。私のパティの印象は、冷静で感情的にならない女性。でもその分、内に秘めたものが大きいと私は感じています。
そんなパティを演じるにカミーユ・シャム―は、これまで大きな病気を経験した事があるのか調べてみると、子宮内膜症に苦しんでいることが分かりました。
その痛みは出産時の痛み以上、と語っていますが、辛いですね…今も適切な処置を怠ると、生理中に気を失うことも。
その状況でこのドラマを撮影したなんて!どれだけ大変だったか私には想像できません。
撮影はとても大変だったのですが、カミーユ・シャム―の凄いところは、塞ぎ込んでいる人や病気の人にとって、自然はエネルギ—をチャージできる大切なもの、と言っていること。
高い標高が原因で鼻血が出たり、頭痛を訴える女優もいました。
それでもあの圧倒的な大自然の中にいると、普段は感じないエネルギーを感じると私も思います。
私のパティの好きなところは、がんと診断されたその日からむしろお洒落になり、人目を避けるんじゃなくて堂々と人前に出るようになったこと。
私ががん患者やその家族が持つ苦労や悲しみを言える立場じゃないですが、苦しい状況下でもお洒落したり、ポジティブな考え方を持つことはとても大切、とパティを通して感じました。
カミーユ・シャム―のまとめ
・弁護士と大学教授の両親の元に生まれる。子供の頃から人間ウォッチングが好きで、人の真似をして遊ぶうちに女優になると決心する。
・名門ソルボンヌ大学で文学の学位を取得し、卒業後に自ら劇団を立ち上げ、演者としてだけでなく監督業も手掛けた。
・今日までにコメディに20本近く、コメディ以外の映画やドラマなどに40本近くに出演し、脚本家としても30代で活躍し始めている。
・子宮内膜症があり、現在も激しい痛み、生理中に気を失うこともある。それでも過酷な登山に挑むドラマ『6人の女 ワケアリなわたしたち』に出演した。
・夫はいないが、映画監督のパトリック・カシスさんがパートナーで、彼との間に一男一女がいる。
個人的には、大変な病気を抱えながら女優活動を続けていることにとても感動しました。
パートナーからもサポートはあるでしょうが、カミーユ・シャムーにガッツがないと実現しませんよね。
これからも体調に気を付けて女優活動を続けてもらいたいですね!
『6人の女 ワケアリなわたしたち』の全キャスト、あらすじ、ロケ地などはこちらから!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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