ジェレミー・アーヴァインは、映画『戦火の馬』でブレイクし、『刑事ダルグリッシュ』でちょい生意気な巡査部長を演じる今注目すべきイギリス人俳優です。身長やプロフィール、婚約中の彼女のこと、自身の手で家を建てたこと、映画『戦火の馬』の出演エピソード、出演作品情報などをお届けします!
ジェレミー・アーヴァインの身長、wiki風プロフィール
名前:ジェレミー・ウィリアム・フレドリック・スミス Jeremy William Fredric Smith
(ジェレミー・アーヴァインはステージネーム)
身長、体重:183㎝、71kg
生年月日:1990年6月18日
出身地:イギリス ガムリンゲイ
家族:両親、弟2人
ジェレミー・アーヴァインの父はエンジニア、母は議員です。ちょっとお堅い家庭の出身ですね。彼の雰囲気から、もっと自由な雰囲気の家庭出身だと私は思っていました。
曾祖父は、有名なインド系イギリス人の言語学者。その息子のアーヴァイン・スミスのことが大好きだったので、ステージネームの姓を”アーヴァイン”としました。
よほど慕っていたのでしょうね!親の名前を自分の子供に付ける感覚だと私は思います。私の印象では、海外ではよくあるパターンです。名前が代々受け継がれるって素敵ですよね。
ジェレミー・アーヴァインが俳優を目指したのは16歳の時。高校の演劇教師から演技が上手いと褒められたのがきっかけ。
在学中に舞台『ロミオとジュリエット』でロミオを演じます。卒業後はNational Youth TheatreとLondon Academy of Music and Dramatic Artで演技力を磨きました。
それでもすぐに売れっ子になれないのがこの世界。
2009年のテレビドラマ『Life Bites』出演までは、スーパーマーケットでアルバイトやウェブデザイナーとして働き、演劇学校の講師もしながら生計を立てていました。
下積み時代はどの役者にもあるのですね。でもスーパーマーケットで働くジェレミー・アーヴァインは私には想像出来ません!
ジェレミー・アーヴァインは映画 戦火の馬で大ブレイク!
ジェレミー・アーヴァインは、2009年にドラマ『Life Bites』のルーク役でスクリーンデビュー。
しかし映画界で早く実績を積みたくオーディションを受けてましたが、ずっと落ち続けてました。その頃は本当に辛く、
「どん詰まりだったし、本当に馬鹿なことしてると思ってたよ。人生を3、4年ムダにしたような。切羽詰まってたから父の会社で溶接工として働き出す一歩手前だった。」
と語ってます。
そんな頃に人生を変えるチェンジが!スティーブン・スピルバーグ監督の映画『戦火の馬』の主役アルバート役を勝ち取ったのです!初映画でスピルバーグ監督ってすごいと私は思います!
オーディション結果が良かったのも主役を勝ち取った理由ですが、ジェレミー・アーヴァインは自主映画をすでに撮っており、それをスピルバーグ監督が観ていたのです。
仕事を待ってるだけじゃダメなんですね。切羽詰まっていたかもしれませんが、何でも手を打ってみるのは大切だと私も思います。
『戦火の馬』のストーリーですが、第一次世界大戦中、人間の為に利用された多くの戦馬がいたという事実をベースに、戦馬の目を通した戦争、人間と馬の繋がりをテーマにした映画です。
私も驚いたのですが、何と600万頭もの馬が利用されました。そのほとんどは過酷な環境に耐え切れず命を落としました。戦争が始まった1914年だけでも、イギリス陸軍は約25,000頭の馬を所有。
これほど多くの馬が人間の為に、しかも戦争のために使用されたなんて、私は驚きで言葉に詰まりますね。戦馬の目に、人間たちの争う姿は一体どう映っているのか?
私が最も感動したシーンは、ラストでアルバートが自分が可愛がっていた馬を呼び寄せるシーンです。人間が起こした戦争を冷静に見せつけられるシーン、というのが私の印象です。
ジェレミー・アーヴァインはこの映画でエンパイア賞最優秀男性新人賞にノミネート!初映画でほんとに快挙ですね。いやあ、やっぱり諦めちゃいかんですね。
ジェレミー・アーヴァインは刑事ダルグリッシュで若き巡査部長を熱演!
マスターソン巡査部長はどんなキャラクター?
ジェレミー・アーヴァインは、刑事ダルグリッシュ(バーティ・カーベル)の部下のマスターソン巡査部長を演じています。
私のマスターソン巡査部長の印象は、野心家でちょい問題発言がある青年。上司のダルグリッシュ刑事のようにもっと仕事ができるようになりたいと思っています。
でも妬みか自分への焦りか、ダルグリッシュ刑事とあまりそりが合わないのです。自分の能力と上司の能力の溝の間でもがいているような、上司のようになれないもどかしさ。
そんな歯がゆさを表現した演技力、私は素晴らしいと思います。ちょっと複雑な役ですが準備はあまり大変じゃなかったようで、
「脚本を読んですぐにどうやってこのキャラクターを演じるべきか分かった。こんなことは滅多にないよ。コメディ要素もあって面白かった。」
スラスラと役柄のイメージが湧いたのですね。こんな時、ジェレミー・アーヴァインはあえて背景をリサーチしません。
私の印象ですが、ジェレミー・アーヴァインは自然体の演技を意識していると思います。情報よりも自分の感性を優先するタイプの俳優かと私は思います。
刑事ダルグリッシュはどんなドラマ?
『刑事ダルグリッシュ』は、イギリスの女性作家P・D・ジェイムズ(1920‐2014)の同タイトルの小説のドラマ化です。
世界中で大ヒットした小説ですね。世界的に権威あるCWA賞(英国推理作家協会賞)でシルバー・ダガー賞を受賞しています。
P・D・ジェイムズは、PTSDのため働けなかった夫に代わって病院などで働きながら2人の娘を一人で育てました。
本格的に執筆活動を始めたのは40歳になってから。すごくパワフルで前向きな女性、という印象を私は持っています。
P・D・ジェイムズの作品の特徴の一つは、人里離れた場所や閉鎖的なコミュニティで事件が起きることだと私は思います。
『黒い塔』の舞台は、海外沿いにひっそり聳え立つ塔、『ナイチンゲールの屍衣』の舞台は郊外にある看護師養成学校。こちらも周りは緑に囲まれ、他に建物はほとんどない設定です。
私の印象では、登場人物の性格や生活環境、信じていること、嫌っていることなどを緻密に描くのも特徴だと思います。
シーズン1の「ナイチンゲールの屍衣」、「黒い塔」、そして「死の味」が2024年3月上旬にBS11で放送されました。
シーズン2はアメリカ、イギリスでは2023年4月に放送されました。映画・ドラマの批評サイトRotten Tomatoesでの評価は100%です!日本での放送を楽しみに待ちましょう!
ジェレミー・アーヴァインは彼女はいる?マイホームは手作りで!
ジェレミー・アーヴァインは、助産婦のジョディ・スペンサーさんと婚約しています。金髪の美人さんで、お似合いのカップルだと私は思いますよ。
私が驚いたのが、ジェレミー・アーヴァインは2人で住む家を自身の手で建てたこと!大工仕事もできるなんて、すごく頼れる男性だと私は思います。
ジェレミー・アーヴァインのインスタにその時の動画がありますが、電機ノコギリで部材をカットしたりして本格的です!大工仕事をしている彼もカッコいいと私は思います。
手作りの家に住めるなんて、ジョディさんは本当に幸せ者だと私は思います!
実はジェレミー・アーヴァインと2人の弟は、1型糖尿病と診断されてます。でも健康管理はジョディ・スペンサーさんがいるので、バッチリだと私は思います。
ジェレミー・アーヴァインはジョディ・スペンサーさんと付き合う前の2012年~2013年は、歌手で音楽プロデューサーのエリー・ゴーディングが彼女でした。
その前は、女優のエイミー・レンが彼女でした。映画『Life Bites』(2008)で共演している女優さんです。
色々な恋愛を経てジョディ・スペンサーさんに出会ったわけですね。末永くお幸せに!
ジェレミー・アーヴァインのまとめ
・父はエンジニア、母はサウス・ケンブリッジシャー地区の自由民主党議員。”アーヴァイン”はステージネームで、慕っていた祖父の名前。
・16歳で演技に興味を持ち、高校時代に舞台『ロミオとジュリエット』でロミオを演じた。London Academy of Music and Dramatic ArtやNational Youth Theatreで演技力を磨いた。
・スピルバーグ監督映画『戦火の馬』でブレイクし、『大いなる遺産』、『レイルウェイ 運命の旅路』、『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』など多くの映画、テレビドラマに出演。
・『刑事ダルグリッシュ』では巡査部長を演じる。バーティ・カーヴェルと共演している。
・助産婦のジョディ・スペンサーさんと婚約している。2人で住む家を自分で建てた。
様々なジャンルの作品に出演していますが、個人的には変わり者の発明家を演じている『マイ ビューティフル ガーデン』に興味そそられますね。
私の中では『刑事ダルグリッシュ』のマスターソン巡査のキャラが定着していますが、全然違うキャラなのでしょうね。
でも一番の驚きは、マイホームを手作りしたことですね!単に豪邸を買うことも出来たのでしょうが、あえて自らの手を使うところに強い拘りを持って人生を送っている人なんだと私は思います。
こういった拘りはきっと演技の世界でも活かされると思います。ますます将来の活躍が楽しみですね!
好きな俳優はレオナルド・ディカプリオ、コリン・ファース、クリスチャン・ベール。いつか共演作品が観たいものです。
バーティ・カーヴェルのページもぜひご覧ください!

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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