ルイスホフマンは、映画『ヒトラーの忘れもの』やドラマ『ダーク』で存在感溢れる演技を披露しているドイツ人俳優です。インスタにもイケメンぶりの写真がたくさん!身長170㎝とあまり高くないですが、27歳にして多数の受賞歴を持つ実力派。きれいなブリティッシュ英語を話す俳優のプロフィールや出演作品のことなどwiki風にご紹介します!
ルイス・ホフマンのwiki風プロフィール、生い立ち
名前:ルイス・ホフマン Louis Hofmann
身長、体重:170㎝、65kg
生年月日:1997年6月3日
出身地:ドイツ ベルギッシュグラートバハ
家族:両親、兄(ケヴィン)
ルイス・ホフマンが俳優として活躍するきっかけをくれたのは、テレビ局に勤めていた母の友人でした。
彼女のコネもあって、ルイズ・ホフマンは9歳の時にトーク番組『Die Ausflieger』でスクリーンデビュー。
友人や母も、ルイス・ホフマンは何やら魅力がある、とすでに感じでいたのだと私は思います。
ルイス・ホフマンは12歳でドラマ『The Lost Father』で俳優デビュー。続いて代表作の一つといえる映画『トム・ソーヤ』に主人公トム・ソーヤ役で出演しました。
その後『ハックルベリー・フィンの冒険』にもトム・ソーヤ役で出演してます。この映画で多くの監督の目に留まりオファーが増えますが、15歳までは演技は趣味でした。
演技は趣味と言いつつ、トム・ソーヤなどの誰もが知っている名作に出演しているので、やはり天性の光る演技力があったのは間違いないと私は思います。
ルイス・ホフマンが好きな俳優はレオナルド・ディカプリオです。映画『バスケットボール・ダイアリーズ』が特にお気に入り。
私の想像ですが、ドラッグに溺れていく様をとてもリアルに演じたレオ様に感動したのでしょう。彼のお気に入りのシーンは、レオが自宅のドアをドンドン叩きながら母にお金を懇願するシーン。
このシーンは確かに強烈で、私も記憶に残っています。どんな役でもなりきるレオナルド・ディカプリオの演技力にも圧倒されて俳優を目指したのだと私は思います。
ルイス・ホフマンは映画ヒトラーの忘れもので哀しい少年兵を熱演!
ルイス・ホフマンの映画でおススメなのが、『ヒトラーの忘れもの』。涙を誘われる映画ですが、多くの日本人が恐らく知らないと思われる事実を描いた映画です。
第二次世界大戦中、ドイツ軍はデンマークの複数の海岸に地雷を埋めました。その数は何と約200万個。戦後、ドイツはそれらの地雷を全て撤去するように命じられます。
あろうことか、地雷撤去に駆り出されたのはドイツの少年兵たち。当時は今のようなハイテクな地雷撤去ツールはなく、棒のようなもので地面をつつきながらの撤去作業。
しかも少年たちに十分な食糧はありません。野生動物を食べて下痢になっても休ませてもらえず、精神的にギリギリの状態に追い込まれて自ら命を絶つ少年も出始めました。
ルイス・ホフマンは、12人のドイツ少年兵の一人のセバスチャンを演じています。
私が真っ先に感じたことは、地雷撤去のような危険な作業を少年たちに強制的にやらせるなんて、どれだけ常軌を逸しる事なのか、という事。想像し難いです。
デンマーク人軍曹からの性的虐待やイジメのシーンもあり、観るのが辛いと私は感じましたが、実際に起きた出来事なのでしょう。
少年兵をまとめる軍曹も上からの命令と少年兵らの悲惨な状況に板挟み。少年たちをかばうと上の人たちを対立することになる。そうなると自分の命が危うくなる。
このジレンマが痛いほど私には伝わって来ました。憎むべき対象は少年たちじゃない、という監督の思いが映画全体に込められていると私は感じました。
ラストは人間味があったので少しほっとしましたが、衝撃が大きい映画だと私は思いました。
ルイス・ホフマンはドラマ ダークで大ブレイク!
ルイス・ホフマンの代表作を1つご紹介しましょう。ドイツのテレビドラマ『ダーク』はブレイクのきっかけになりました。2017年からドイツで放送され、現在はNetflixで視聴可能です。
≪あらすじ≫
2019年、ドイツの小さな田舎町ウィンデンで子供の連続失踪事件が起こる。似たような事件が33年前にも起こっており、町の人々は事件の真相に迫っていく。そこには4つの家族の何世代にも渡る秘密が隠されていた。
ここからは私の考えですが、『ダーク』は『ストレンジャーシングス』とよく比較されます。子供が次々と失踪するストーリーに引き込まれる中毒性がある点は共通してますね。
秘密を抱えた登場人物がほとんどで、しかも雨降りや薄暗いシーンが多いので、本当にダークですよ!そして内容はまさに”沼”だと私は思います。何世代にも渡る秘密なのでスケールも大きい。
4つの家族、しかも33年前と現在を行き来するので頭をフル回転させないと付いて行けないですが、シーズン1の第5話からようやくパズルのピースが少しづつ合わさり始めます。それまでは辛抱!
ルイス・ホフマンの繊細な演技が私は好きです。ルイス・ホフマンはカーンヴァルト家の一人息子ヨナス・カーンヴァルトを演じてます。どんな役作りをしたのでしょう?
「ヨナスの感情の深さを忠実に表現するために、タイムトラベルに関する心理的ニュアンスを徹底的に調べて、クリエイターたちと密にやり取りしたよ。」
ルイス・ホフマンは高校時代に心理学に深く興味を持ちました。演技はどれだけ演じる役に入っていけるかが勝負。
心理学の知識は間違いなく役の特徴や性格を深く掴むことに貢献していると私は思います。
ルイス・ホフマンの主な出演出品、まとめ
ルイス・ホフマンは12歳から俳優活動をしており、これまでに35本の映画やドラマに出演してます!そして受賞歴が多いのも特筆すべきポイント。受賞作品をリストアップしました。
≪映画≫
・『トム・ソーヤ』(2011)★ニュー・フェイス・アワード 特別賞
・『ハックルベリー・フィンの冒険』(2012)
・『Sanctuary』(2014)★バイエルン 若手俳優賞、ドイツ・アクティング・プライズ 若手タレント賞
・『ヒトラーの忘れもの』(2015)★東京国際映画祭 ベスト・アクター賞、ドイツ・フィルム・アワード 特別演技賞、北京国際映画祭 主演男優賞
・『ヒトラーへの285枚の葉書』(2015)
・『僕の世界の中心は』(2016)
・『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』(2018) アスカニア シューティングスター・オブ・ザ・イヤー賞
≪ドラマ≫
・『ダーク』★ゴールデン・カメラ・アワード ジュニア俳優賞
・『すべての見えない光』
・『マスターズ・オブ・ザ・エアー』★ジュニア俳優賞
こちらの主な出演作品リストの中で私が特に注目したいのは、戦争中、一人の全盲の少女と若きドイツ兵(ルイス・ホフマン)の不思議なつながりを描いた『すべての見えない光』です。
戦時下という悲惨な状況であるものの、人間の温かみがぎっしり詰まった映画で、ミステリアスな宝石の伝説も私は興味深いと思います。
私は原書も読みましたが、ストーリーだけでなく、高い文章力にぐいぐい引き込まれました。500ページ以上あるので読み始める前は少々長いと感じましたが、一気に読めました。
≪ルイス・ホフマンのまとめ≫
・11歳の時にレオナルド・ディカプリオ出演の映画『バスケットボール・ダイアリーズ』を観て感動し、俳優を目指す。
・初映画出演は12歳の時のドラマ『The Lost Father』。続いて映画『トム・ソーヤ』、『ハックルベリー・フィンの冒険』にも出演。
・主な代表作品は映画『ヒトラーの忘れ物』、『すべての見えない光』、ドラマ『ダーク』。
・若干26歳にして東京国際映画祭 ベスト・アクター賞等10個受賞している。
演技を正式に勉強していなくても26歳で多くの受賞歴!演技力はすでに実証済み。流暢な英語を話すので今後のハリウッドでの活躍に期待ですね。
引き続きウォッチしていきましょう!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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