ニコラス・ハミルトンは、リバー・フェニックス似のオーストラリア出身の新星若手俳優。影がある鋭い眼光が素敵です!映画『はじまりへの旅』で注目され、最恐ホラー『It/イット ”それ” が見えたら、終わり』に続編も含めて出演。生い立ち、ゲイとカミングアウトしたこと、IT/イット出演までの道のりなど解説していきます!どうぞ最後までお読みください!
ニコラス・ハミルトンは映画『IT/イット』で大ブレイク!リバー・フェニックスに似てる?
まず一言だけ言わせてください。ニコラス・ハミルトンはリバー・フェニックスに似てます!リバーの大ファンの私にとって、初めてニコラス・ハミルトンを見た時の衝撃といったら!!
ニコラス・ハミルトンのちょっと寂し気で鋭い眼差し。少し影がある青年の雰囲気。ほんと、リバー・フェニックスにそっくりです(笑)
そんなニコラス・ハミルトンですが、リバーに似ているだけではありません!デビュー作の短編映画『TIME/タイム』でいきなりTropfest Short Film FestivalのBest Male Actor Awardを受賞!
当時まだ13歳でこの快挙です。この受賞で方々から注目され、オースラリアの砂漠の町が舞台の『虹蛇と眠る女』にも出演。ニコール・キッドマンの子供役で出演しました。
ニコラス・ハミルトンは16歳の時に初のアメリカ映画となる『はじまりへの旅』でリリアン役を演じ、全米映画俳優組合キャスト賞とヤング・アーティスト賞 助演男優賞を受賞しています。
『はじまりへの旅』は私のお気に入りの1本で、ニコラス・ハミルトンの出演シーンはそこまで多くないのですが、彼の演技力は存在感があり、引き込まれますね。
ニコラス・ハミルトンの初のホラー映画『IT/イット”それ”が見えたら、終わり』には続編にも出演しました。
ピエロはやはり怖かったと語ってます(笑)ま、当然ですよね。あのピエロ、やたら頭が大きくありません?個人的にはあの頭の形だけでも不気味です。
ニコラス・ハミルトンはどこかで演技を学んだのか調べてみたところ、演劇学校には行ってません!それでもこの活躍なので、天性の演技力があったのだと私は思います。
ニコラス・ハミルトン プロフィール、生い立ち、カミングアウトしていた?
名前:ニコラス・ウィリアム・ハミルトン Nicholas William Hamilton
生年月日:2000年5月4日
出身地:オーストラリア リスモア
身長、体重:178㎝、61㎏
家族:両親、兄、姉、妹
学歴:オーストラリアの高校
ニコラス・ハミルトンの父は大工関係の仕事、母はソーシャルワーカー。芝居好きな叔父の影響で11歳の時に学校の演劇のオーディションを受けたのが演技の道に進んだきっかけでした。
オーディションは乗り気ではなかったものの意外と楽しく、しかもエルビス・プレスリー役に抜擢。これは嬉しいですよね!この経験で演技に興味を持ち、地元の演劇エージェンシーに所属します。
ニコラス・ハミルトンはアーティスト一家出身ではないですが、何か導かれるものがあったと私は思いますね。
ニコラス・ハミルトンは地元の高校卒業後、単身でLAに移り住みます。そしてこの頃、ゲイであるとカミングアウト。幸い家族からはポジティブに受け入れられ、その後の関係も良好。
これってすごくラッキーだと私は思います。性的指向をカミングアウトする時、一番心配する相手はやはり家族、特に両親。
女優のアマンドラ・ステンバーグやブリジット・ランディ=ペインもカミングアウトしてますが、その際、両親の反応がとても気になった、と語っています。
ニコラス・ハミルトンは16歳の頃、彼女がいました。私が想像するに、自分がゲイなのかストレートなのか、分かっていない状態だったのでしょうね。
例え分かっていてもそれを受け入れたくない気持ちもあったのでは?と私は想像します。
日本はカミングアウトすると、SNSなどで誹謗中傷が多いですよね。個人的なことで、その人の一部にすぎない。もっと寛容になればいいのに、と私はいつも思います。
ニコラス・ハミルトン 映画『はじまりへの旅』はイチオシ!
ニコラス・ハミルトン出演の映画『はじまりへの旅』は、世間に子供たちを関わらせたくない父と、6人の子供たちの森の中での自給自足を描いた物語です。
6人の子供たちは鹿を捕獲し、植物を育て、学校に行く代わりに本で自習し、父からも歴史などを教わり、学校に行く子供以上の学力を付けていました。
しかし入院中だった母の自殺をきっかけに子供たちの心は揺れ動き、母の両親は子供たちを学校に通わせるべきだと父に詰め寄ります。
ここは私にとって心揺さぶられるシーンですね。子供たちは父を尊敬しているけれど、全て父の言う通りにするわけじゃないですからね。
森の中での暮らしを疑問に思っていたニコラス・ハミルトン演じるレリアンは、父に対する怒りが沸き上がり、母方の祖父母と暮らしたいと言い出す、という展開。
ジョージ・マッケイ演じる長男は、自身は世間知らずに育っていると気づいていた。それを父を告げるシーンは、個人的に一番切ないシーンです。
最後、彼は意外な行動を取りますが、それが父の思想に対する答えだと私は思いました。父の考え方に偏りはありますが、何でも正直に話す姿に、私は純粋に驚きました。
母の自殺の経緯、命を絶った方法までも7、8歳の子供に伝える。真実に向き合うなら早い方がいい、ということなんでしょうか。
ニコラス・ハミルトン 主な出演作品
≪映画≫
・虹蛇と眠る女(2015)
・はじまりへの旅(2016)
・ダークタワー(2017)
・IT/”それ”が見えたら、終わり(2017)
・デンジャー・クロス極限着弾(2019)
・IT/イットTHE END”それ”が見えたら、終わり(2019)
・Brave the Dark(原題)(2023)
≪ドラマ≫
・ジェン・ブイ(2023)
上記リストの中で、『ジェン・ブイ』が私は結構好きです。『ザ・ボーイズ』のスピンオフシリーズで、舞台はスーパーヒーロのための大学という一風変わったもの。
生徒らがこの大学をトップランキングにするために他校を競い合う中で学校の暗い秘密が明らかになる、という展開。ニコラス・ハミルトンは、シーズン1のエピソード1、5、7、8に出演しています。
ハラハラドキドキのスリルが味わえて物語も面白い!おススメですよ。
コロナでロックダウン中に音楽活動を開始し、2021年にデビューシングル『Different Year』、『noRoom』などをリリースしたニコラス・ハミルトン。
今後は俳優以外にミュージシャンとしての活躍も期待できそう!2000年生まれの24歳!これからの活躍が楽しみです!
『IT/イット』で共演のワイアット・オレフとフィン・ウルフハードのページはこちらから!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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