ジャックオコンネルは、新作映画『Back to Black』(バック・トゥ・ブラック)が公開待ちのイギリス人俳優です。母性本能くすぐる雰囲気が素敵!映画『チャタレイ夫人の恋人』や『こぼれる記憶の海で』等にも出演しています。イギリスの有望若手俳優の一人ともいえるジャッ・オコンネルの彼女やイチオシ映画、出演映画情報等をご紹介します!
ジャック・オコンネル 身長などのプロフィール、彼女はいる?
名前:ジャック・オコンネル Jack O’Connell
身長、体重:171cm、68kg
生年月日:1990年8月1日
出身地:イギリス ダービー
家族:両親、妹(Megan O’Connell)も女優
ジャック・オコンネルの父は鉄道会社、母は航空会社に勤務していました。ごく普通の家庭に生まれ育ったのですが、10代の頃は相当な問題児で、喧嘩や飲酒であやうく刑務所送りになったことも。
何が原因でそんなことに?平凡な毎日に刺激を求め過ぎた結果?私の想像ですが、エネルギーの使い道が分からなかったのだと思います。それで悶々としてトラブルを起こしていたのでは?
そんな問題児のジャック・オコンネルは、陸軍に入隊するしか生きる道はない、とまで思いつめたことも。でも唯一、演劇には興味があったのです。
先生の後押しもあって13歳でノッティンガムの演劇学校に通い出し、15歳でテレビドラマ『Doctors』で俳優デビュー。
映画デビューは16歳の時の『This Is England』。1983年のイングランドのスキンヘッド(ワーキングクラス)カルチャーをリアルに描いたストーリーです。
オーディションのためロンドンに滞在の時、ホテル代がなくて外で寝泊まりしたこともありましたが、デビューからほぼ毎年映画やドラマに出演しており、すでにその数は30本以上。
恋愛もの、戦争ものも幅広く演じているジャック・オコンネル。以前は過去の悪事にキャスティングを戸惑うプロデューサーもいましたが、今ではすっかり過去の話だと私は思います。。
さてジャック・オコンネルの彼女、気になりますね。現在の彼女は、ヘアスタイリストのImogen Coatesさんです。
金髪の美人さんですが、写真からは強いこだわりを持った女性、という印象を私は受けました。私の想像ですが、ジャック・オコンネルは彼女ように自分をしっかり持った女性が好きそう。
どちらかがもう片方を引っ張って行くというよりは、2人で築き上げていきましょう、というタイプのカップルかと私は思います。結婚するのでしょうか??引き続きウォッチしていきます。
ジャック・オコンネル 新作映画は Back to Black バック・トゥ・ブラックでエイミーの元夫役!
イギリス出身のシンガーソングライターの故エイミー・ワインハウスの生涯を描いた『Back to Black』が次回作。ジャック・オコンネルは元夫(ブレイク・フィールダー・シビル)役です。
エイミーはジャズ・ミュージシャンとしてスタートし、『Love Is a Losing Game』や『Back to Black』、『You Know I’m No Good』などで世界的に有名に。グラミー賞など多数受賞しました。
『Back to Black』はとても評価が高く、全英で1位を獲得しています。ブリット・アワーズでは最優秀女性ソロアーティストに輝くほどの素晴らしいパフォーマーでした。
一方で、エイミーはアルコール依存症でありドラッグ中毒者。しかも何たることか、彼女にヘロインをそそのかしたのは元夫なんですよね。彼自身が結婚当時すでにドラッグ依存症だったのです。
エイミーのやや低音な歌声は、一度聴いただけで頭から離れないような、独特の聴き心地がありますと私は思います。映画の中でも聴けるのでは、と私は期待しています。
私の想像ですが、シンガーソングライターとしのエイミー・ワインハウス以上に、1人の若い女性としての彼女も描かれると思います。
大スターとはいえ、どんな女性だったのか、何に喜び、悲しみ、幸せを感じたのか私は興味ありますね。
エイミー役は新人女優のマリサ・アべーラ。イギリスでの公開は2024年4月12日。日本公開は分かり次第更新します。
ジャック・オコンネル チャタレイ夫人の恋人で森番役を熱演!(ネタバレあり)
映画『チャタレイ夫人の恋人』はジャック・オコンネルの代表作の一つです。ちょいぶっきら棒だけど純粋な心を持っている森番のオリバーを演じています。
不倫と言われればそうなんですが、私は純愛物語だと思います。下半身不随になったから他の男と子ども作ってもよい、と言う夫。
失望と欲求不満で体の関係をオリバーに求め、最初オリバーはそれに応えていただけだと思います。そこから、相手の階級で態度を変えないチャタレイ夫人にオリバーは惹かれ出します。
チャタレイ夫人にとっては自分を一人の女性として尊重してくれるオリバーの存在は大きい、というかあの環境では全てだと私は思います。
そして2人とも、愛も欲しいけど解放されたい願望も強かったと私は感じました。階級とか地位とか、高くても低くても、そんなものは大切じゃない、だから取っ払いたい。
真っ裸でじゃれ合うシーンは愛し合うのもあるけど、柵や劣等感がない自分で生きていきたい気持ちの表れかな、と私は思いました。
このシーンの事をチャタレイ夫人役のエマ・コリンズは、
「これまでの人生の中で一番爽快な経験の一つだと思う。」
とコメントしてます。
私が意外に思ったのは、エンディングが意外とライトだったこと。森番の子を身籠った事を知った夫の逆鱗ぶりを見ると、もっとドロドロ争いに陥って、を想像してました。
階級が違ったり、色々壁がある環境での恋愛であっても、そんな不幸漬けになる必要なんてないです。不幸にならないって自分で決めるんです。これも監督の考え方かと私は思います。
あと、チャタレイ夫と女中はなんか怪しいと思いません?妙に見つめ合ったり手を握り合ったり、チャタレイ夫人と森番のことを悪く言うことは許さない、と言ったり、何を腹に隠してそんな発言を?
ひそかにチャタレイ夫に恋心を?とまた新しい階級差恋愛が生まれそうな(笑)
ジャック・オコンネルの主な出演作品、まとめ
ジャック・オコンネルの主な出演作品
≪映画≫
・『名もなき塀の中の王』(2013)
・『ベルファスト71』(2014)
・『マネーモンスター』(2016)
・『ジャングルランド』(2019)
・『セバーグ』
・『こぼれる記憶の海で』(2020)
・『チャタレイ夫人の恋人』(2022)
≪テレビドラマ≫
・『ゴッドレス‐神の消えた町‐』(2017)
・『The North Water』(2021)
・『SAS: Rogue Heroes』(2022)
このリストの中での一番のおススメは、『こぼれる記憶の海で』ですね。『チャタレイ夫人の恋人』も好きな映画ですが、『こぼれる記憶の海で』はストーリーにすごく引き込まれるんです。
感染すると記憶を失ってしまう謎のウィルスが国中で広がって行く展開なんですが、支え合っているはずの妻が誰よりも先に感染していたのでは?とトリックにかかった感覚が残る構成です。
観終えた後に何とも言えない感情が迫ってくる作品です。私は3回観ましたが、その度に違った感情が起きましたからね。皆さんもぜひ一度チェックしてみてください!
ジャック・オコンネルのまとめ
・10代の頃は喧嘩や飲酒に溺れ、あやうく刑務所送りになるほど荒れていた。
・学校の先生の後押しもあって13歳でノッティンガムの演劇学校に通い出し、15歳でテレビドラマ『Doctors』で俳優デビューした。
・映画デビュー作品は16歳の時の『This Is England』。ワーキングクラスカルチャーをリアルに描いた映画で注目を浴びた。
・映画『チャタレイ夫人の恋人』、『こぼれる記憶の海で』では繊細な青年役を演じた。
・新作映画は、イギリスのシンガーソングライターの故エイミー・ワインハウスの生涯を描いた『Back to Black バック・トゥ・ブラック』で、エイミーの元夫役を演じる。日本公開日は未定。
役の幅をどんどん広げているジャック・オコンネル。まだ一皮も二皮も剝ける俳優さんだと私は思います。
これからも色々なジャンルを演じてもらいたいですね!とりあえず新作映画『バック・トゥ・ブラック』が楽しみです!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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