ブリジェット ランディ=ペインは、何とインスタでノンバイナリーだとカミングアウトしたアメリカ人女優です。ショートカットがめちゃくちゃ似合っていて、ファッションも飾らず、自分らしく生きている印象で素敵。セクハラを扱った映画『スキャンダル』や、自閉症、クイアを扱ったドラマ『ユニークライフ』等に出演して注目を浴びた女優の恋人や、これまでの歩み、新作映画情報などをご紹介します!どうぞ最後までお読みください!
ブリジェット・ランディ=ペインの恋人は?ノンバイナリーだとカミングアウトしていた!
ブリジェット・ランディ=ペインの現在の恋人は、ジェイコブ・リーフ(男性)さんです。2018年はアメリカン人シンガーのホールジー(女性)が恋人でした。
実はブリジェット・ランディ=ペインは、2018年にクイアだとカミングアウトし、2019年にはやはりノンバイナリーだとカミングアウトしています。代名詞は「they/them」を使っています。
ノンバイナリーだということは家族にはもっと以前に伝えてありましたが、やはり怖かったと私は思いますよ。こんなコメントを:
「初めて彼女ができたことを母に電話した時、目が涙でいっぱいになった。」
と語っています。やっぱり泣けてくるのでしょうね。親のことが好きであればあるほど、申し訳ない気持ちが強くなるでしょうね。とても複雑な気持ちを経ての告白だったと私は感じました。
2018年、公にクイアとカミングアウトした後は、気持ちが楽になったというブリジェット・ランディ=ペイン。
同じことを、アマンドラ・ステンバーグも言っています。彼女もノンバイナリーだとカミングアウトした女優。世間の目もありますし、やはり相当な勇気が要ると私は思います。
そんな大変な思いを乗り越えてのカミングアウトでしたが、インスタには、なんと2.1万件のいいね!がつきました。同時に雑誌メディアは勇気ある行為だと称賛!
ブリジェット・ランディ=ペインは、今では性の認知に悩む人々のロールモデルになることが役目の一つと捉えています。性的マイノリティーだからといって恥じる必要なんてありませんからね。
私の印象では、社会的マイノリティーをサポートする活動を俳優業と平行して続けていくと思います。
ブリジェット・ランディ・ペインはユニークライフでクイアの女子高生役を好演!
ブリジェット・ランディ・ペイン出演のNetflixのドラマ『ユニークライフ』は、自閉症の子供とその家族を描いた物語です。自閉症を持つ人が主役という点であらゆる注目を集めたドラマです。
ブリジェット・ランディ=ペイン演じるケイシーの兄が自閉症の設定。兄に少し干渉し過ぎの母と、一歩後に下がっている父との間に挟まれている高校生がケイシーです。
ケイシーは彼氏がいるのですが、同じ高校の女子生徒から告白されてキスも!彼氏と彼女の間に挟まれ、自分はどうするべきか悩みます。
まさにブリジェット・ランディ=ペイン自身が恐らく経験したことだと私は思います。家族に打ち明けるのは勇気と時間も必要ですしね。
ブリジェット・ランディ=ペインがお気に入りのシーズンは、ケイシーがジェンダー・アイデンティティーを探求しようとするシーズン3。
シーズン3の公開は2019年11月だったので撮影は2018年頃でしょうか。クイアだとカミングアウトした年です。まさにリアルとドラマが交差してますね。
ブリジェット・ランディ=ペインが自身はクイアだとカミングアウトしたのを知って台本をリライト、なんてことがあったかもと私は想像してます。
ちなみにノンバイナリーとカミングアウトしている著名人は、サム・スミス(シンガーソングライター)、ニコ・トルトレッラ(俳優)、エマ・コリン(舞台俳優)などもいます。
ブリジェット・ランディ=ペインの新作映画は I Saw the TV Glow
ブリジェット・ランディ=ペインの新作映画『I Saw the TV Glow』が2024年5月3日にアメリカで公開予定です。
ストーリーは、テレビのカルト番組に夢中になっていた2人の若者が、その番組が謎めいた形で打ち切られた後、現実とテレビ番組との境界線が徐々に曖昧になってきて、というもの。
何だか新しいタイプのホラーの予感が私はするのですが。まさかテレビから白い服の女の人が出て来たりしないですよね(笑)
ブリジェット・ランディ=ペインは主役の1人のマディを演じ、もう1人はジャスティス・スミスが演じます。
監督はジェーン・シェーンブルンで、映画『We’re All Going to the World’s Fair』の脚本、監督、編集を手掛けた人です。
ジェーン・シェーンブルンはトランスジェンダーでノンバイナリー。ジャスティス・スミスはクイアです。
ホラー映画ですが、性認知を取り巻く社会課題などもストーリーの中に織り込まれているのは間違いないと私は思いますね。
そしてプロデューサーが『哀れなるものたち』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したエマ・ストーンと夫のデイヴ・マッカリーいうのも興味深い。
エマ・ストーン夫婦は、『We’re All Going to the World’s Fair』の脚本の素晴らしさに感動した、と語っています。
そうなんですね。エマ・ストーンって優等生女優のイメージが私の中であるので、一風変わった作品はあまり高く評価しないと私は思ってました。
そんな夫婦がプロデュースした『I Saw the TV Glow』、一体どんな映画に仕上がっているのでしょう??ぜひ日本でも公開してもらいたいですね!
ブリジェット・ランディ=ペインのwiki風プロフィール、生い立ち
ブリジェット・ランディ・ペインの簡単はプロフィールと生い立ちを見ていきましょう。
名前:ブリジェット・ランディ=ペイン Brigette Lundy-Paine
生年月日:1994年8月10日
出身地:アメリカ テキサス州
身長、体重:174㎝
家族:両親、弟
学歴:ニューヨーク大学
ブリジェット・ランディ=ペインの母は映画監督、父は映画監督兼俳優で、ジョニー・デップ主演の映画『チャーリーとチョコレート工場』の製作に携わった経歴もあります。
アーティスト一家に生まれたブリジェット・ランディ=ペインも幼い頃から演劇に興味を持ち、地元の子ども劇団に属し、難しい役も演じていました。
この辺りはアーティスト一家に生まれた他の役者さんと同じパターンですね。女優になる環境としては恵まれていると私は思います。
ブリジェット・ランディ=ペインは高校でも演劇を続け、『リメンバー・ミー』のハムレット役に抜擢。女性なのに男性役を?と驚きですが、子どもの頃から男性役を好んでいたのです。
ブリジェット・ランディ=ペインがニューヨーク大学在学中の19歳の時、ウッディ・アレン監督の映画『教授のおかしな妄想殺人』で、生徒のジェーン役でデビューします。
いきなりアレンのような大物監督の作品、しかも即興演技も!なかなか肝っ玉が大きいですね!共演役者もエマ・ストーンやホアキン・フェニックスの豪華な顔ぶれ。
ブリジェット・ランディ・ペインは在学中、この映画以外にも『ロミオとジュリエット』のジュリエット役を勝ち取り、イタリアのFlorence English Speaking Theatre Artsの舞台に立ちました。
舞台経験もあったのは意外かも。まあ身長174㎝もあるので、舞台でも存在感が光っていると私は思います。私の印象では、顔立ちが男顔なので男性役もいけると思います。
個人的には、飾らない自然体な雰囲気が素敵だなと思います。これからも引き続きウォッチしていきましょう!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント