リリー・グラッドストーンは、レオナルド・ディカプリオと共演の映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』でアカデミー賞主演女優賞にノミネート!ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しました。インディアン居留地で育った生い立ちや、撮影のための15キロ減量、出演作品等をまとめました。ぜひ最後までお読みください!
リリー・グラッドストーの身長などのwiki風プロフィール、インディアン居留地で育った少女時代
名前:リリー・グラッドストーン Lily Gladstone
身長:170㎝
生年月日:1986年8月2日
出身地:アメリカ モンタナ州
リリー・グラッドストーンの母は白人で幼児教育の専門家、父はブラックフィート部族出身で放送ジャーナリストです。彼女は白人とアメリカ先住民のハーフです。
リリー・グラッドストーンは、ブラックフィートインディアン居留地で11歳まで育ちました。
先住民の独特な顔立ちはあまりないと私は思いますが、どちらかと言うと母親のDNAを多く引き継いでると思います。
さて、リリー・グラッドストーンが11歳まで過ごしたブラックフィートインディアン居留地はどんなところなのでしょう?彼女曰く、
「貧困、暴力、社会的問題や失業者もそこら中にいるけど、愛に溢れたコミュニティなの。人々を団結させているのは家族の愛、そして土地への愛よ。」
ネイティブ・アメリカンの方は貧困率が高いといいますが、リリー・グラッドストーンの少女時代(1990年代)でも、そんな状況だったとは私は知りませんでした。驚きですね!
でもその分、コミュニティは強い団結力で結ばれていると私は思います。皆で協力し合い、「村」のような環境かと私は思います。
リリー・グラッドストーンは、白人とネイティブ・アメリカンのハーフを理由にいじめられたこともありましたが、大好きな映画が癒しだったと私は思いますよ。
リリー・グラッドストーンは、バレリーナに憧れていた時期もありましたが、女優の道を目指しました。
リリー・グラッドストーは結婚してる?
リリー・グラッドストーンは結婚しておらず、彼氏がいるかも調べましたが、情報はないですね。ところで彼女は「she/they」の代名詞を使っています。
「they」は「彼ら/彼女ら」の意味もありますが、この場合はノンバイナリーの人を言及する時に使う代名詞です。宇多田ヒカルも「she/they」を使っていますね。
個人的には、そこまで代名詞にこだわる理由がイマイチ分かりませんが、自己表現の1つなんでしょうか。
リリー・グラッドストーンが「she/they」を使っている理由を調べたところ、彼女のバックグラウンドとジェンダー・アイデンティティがベースにあることが分かりました。
バックグラウンドとしては、リリー・グランドストーンがアメリカ先住民であることが大きく影響しています。
彼女曰く、多くのインディアン居留地では、「he」や「she」は使わず、「they」を通常使います。
なのでリリー・グランドストーンにとっては「they」を使う方が自然、と考えていると私は思います。
さらに、アメリカ先住民の男性は長髪が多いですが、インディアン居留地以外の土地で暮らしていると、長髪をからかわれるので髪を短くする男性が多いのです。
リリー・グランドストーンはこれもあって、男女問わず「they」を使うべきと考えていると私は思います。
ジェンダー・アイデンティティとしては、リリー・グランドストーンは自身を「middle-gendered」と言っており、LGBTQのメンバーです。
このジェンダー・アイデンティティを表す1つとして「she/they」を使っていると私は思います。
リリー・グランドストーンって悠然としていると言うか、大らかなイメージが私にはあります。自分や周りの人を細かな事で括りたくない、と考えている女性だと私は思います。
リリー・グラッドストーンはレオナルド・ディカプリオと共演の映画でアカデミー主演女優賞にノミネート!15キロ減量も!
リリー・グラッドストーンは映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』で、アカデミー賞主演女優賞にノミネート!ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しました!
どちらも先住民の役者として初の快挙です!アカデミー主演女優賞は、映画『哀れなるものたち』のエマ・ストーンが受賞しました。
今回は惜しくも逃しましたが、実話であるインディアン連続怪死事件を描いた映画に、先住民の役者が主役級で出演したことはとても意義あることだと私は思います。
映画のあらすじです。
舞台は1920年代のアメリカ オクラホマ州。ネイティブ・アメリカンのオーセージ族は、石油の発掘によって一夜にして莫大な富を得た。その財産に目をつけた白人たちは彼らを巧みに操り、脅し、ついには殺人にまで手を染める。
レオナルド・ディカプリオ演じるアーネストは、戦争から帰還し叔父のウィリアム(ロバート・デ・ニーロ)を頼ってオクラホマの居留地にやってきた男。リリー・グラッドストーンは彼の妻役です。
ディカプリオ演じるアーネストはウィリアムに操られるまま。そんなキャラクターを演じるディカプリオが私には新鮮でしたね。
しかもアーネストは、モリ―の糖尿病の薬に毒を混ぜていたのです。
徐々に痩せていく設定に合わせるため、リリー・グラッドストーンは2カップの野菜を2週間続けて8キロ近く減量!その後もダイエットを続けトータルで15キロ減量しました!
2カップの野菜のみ!さぞかし辛かったと思いきやリリー・グラッドストーンは、
「頭はスッキリ!どんどん体調悪化していくモリ―を演じながらも、私自身は快調だったわ。」
断食の境地でしょうか(笑)私はこういったダイエットはしたことありませんが、毎日、数時間の空腹時間を作って体調が良くなった人の話を聞いたことがあります。
と言ってもなかなか私は実践出来ないですが、でもやってみる価値はありそうですね。
リリー・グラッドストーンの主な出演作品、まとめ
リリー・グラッドストーンの主な出演作品
≪映画≫
・ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して(2013)
・ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016)
・ファースト・カウ(2019)
・Freeland(2020)
・Quantum Cowboys(2022)
・キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023)
上記の出演作品リストの中で、私がおススメしたい映画は『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』です。
大きな事件やアッと驚くことは起きないのですが、日常生活で誰もが経験する人生の苦しみのようなものを描いた映画です。人間関係もリアルに描かれていて、共感ポイントは多いと私は思います。
リリー・グラッドストーン以外の役者も自然体の演技で、いつの間にか作品の世界に引き込まれている自分がいる、というのが私の印象。おススメです!
リリー・グラッドストーンのまとめ
・アメリカモンタナ州のブラックフィートインディアン居留地で11歳まで育つ。少女の頃から映画好きで、将来の夢はバレリーナだった。
・大学はモンタナ大学に進み、演劇とネイティブ・アメリカン学を学んだ。在学中から「The Miracle Worker」などの舞台に立ち、教師らは「並外れた女優だ」と大絶賛されていた。
・スクリーンデビューは2013年の映画『ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して』。
・2023年の映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』で、ネイティブアメリカンの俳優として初めてゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞し、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。
ネイティブ・アメリカン女優の初のゴールデングローブ賞主演女優賞、本当に素晴らしいですね!
アカデミー賞主演女優賞は惜しくも逃しましたが、影響力ある女優になるのは間違いないと私は思います。
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は大激動の人生を送った女性の物語でした。次回はどんな作品に登場するのでしょうか?!
意外なところでコメディなんてあるかも、と私は期待しています!引き続きウォッチしていきましょう!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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