ジョセフィーヌ・ドゥ・モーは、『6人の女 ワケアリなわたしたち』のカレン役で話題のフランス人女優です。
おっとり、控えめな印象ですが10歳から女優を目指してひたすら走り続けている努力派。雰囲気からは想像つかない意外な趣味も!
助演女優賞を受賞した『赤い手帳』のレビューや、『6人の女 ワケアリなわたしたち』出演秘話もご紹介!どうぞ最後までお付き合いください!
ジョセフィーヌ・ドゥ・モーのwiki風プロフィール、生い立ち
名前:ジョセフィーヌ・ドゥ・モー Joséphine de Meaux
出身地:フランス ブーローニュ=ビヤンクール
生年月日:1977年1月23日
身長、体重:167cm、55kg
家族:両親
学歴:フランス国立高等演劇学校
ジョセフィーヌ・ドゥ・モーは、フランスの地方で農場を経営する両親の元に生まれます。
10歳~14歳は、寄宿学校で80人の女子生徒と寝起きを共にしていました。
寄宿学校は一見楽しそうですが、10歳で親元を離れて寂しかったと私は思いますよ。
実際、寂しさを感じていた頃にたまたま観たテレビドラマが面白くて、女優を目指すことになったんです。
女優を目指すと決めたジョセフィーヌ・ドゥ・モーは、11歳で学校の演劇に参加。
私の印象ではおっとりな性格ですが意外に即行動派なんですね!
ジョセフィーヌ・ドゥ・モーは22歳でフランス国立高等演劇学校に入学しますが、その前から舞台で女優デビューしていました。
舞台出演で一番有名な作品は、2002年の『ユビュ王』でしょうか。
ジョセフィーヌ・ドゥ・モーの映画デビューは、2003年の『誰がバンビを殺したの?』。
小さな役でしたが、映画デビューを切望していた彼女にとっては待ち望んだデビューだったのです。
ジョセフィーヌ・ドゥ・モーは、実は脚本、監督も出来るマルチな女優なんです!
映画『Crazy Pink Limo』や『Les Petits Flocons』の脚本、監督を手掛けました。
『Crazy Pink Limo』は、婚約間近の女性がピンクのリムジンで突然どろんする妄想から始まる物語。
『Les Petits Flocons』は、スキー大好き主婦と、ワケありスキーインストラクターとのドタバタ交流を描いた映画で、フランスで話題に。
私は『Crazy Pink Limo』が特に面白そうと思いますが、日本で観れないのが残念です。
ジョセフィーヌ・ドゥ・モーは、これまで映画やテレビドラマも50本近く出演!
女優という天職の道を、ひたすら真っ直ぐ歩んで来たピュアな女性という印象を私は受けました。
そんなジョセフィーヌ・ドゥ・モーのストレス解消法は、ピラティスとボクシング!思い付きパーティーも好き。おもてなしの心を持った女性だと私は思います。
ジョセフィーヌ・ドゥ・モーは夫や子供の情報がないですが、友達を大切にすることが生きがいの一つなんだと私は思います。
こんな言葉を:
「自分だけのための人生なんて、何の意味もないわ。」
私も同感ですね~。自分しか見えていない人生は確かに物足りないかも。
仕事でもそれ以外でも、周りの人を喜ばせられたらこちらの喜びは2倍ですよね。
ジョセフィーヌ・ドゥ・モーはベテラン女優ですが、業界以外の人との付き合いも大切にしているイメージです。
自身のキャリアを鼻に掛けず、自然体な女性。素敵ですね!
ジョセフィーヌ・ドゥ・モーは6人の女 ワケアリなわたしたちで熊と共演?!
ジョセフィーヌ・ドゥ・モーがカレン役で出演のドラマ『6人の女 ワケアリなわたしたち』、チェックしている方も多いのでは?
第3話では、パティがエヴの医療代理人だったことを知ると、エヴの娘と共にパティを責めるシーンがあります。
う~ん責められますかねぇ。それがエヴが望んだことなのに、と私は思うのですが…
さてジョセフィーヌ・ドゥ・モーが本ドラマ出演を決めた理由は、やはり脚本の素晴らしさです。
6人の異なるタイプの、それぞれ秘密を抱えた女性が1つの目的のために結集する。
さらに、がんという重いテーマをユーモアを交えて表現してあることに心を大きく動かされました。カレンの役作りは、
「カレンは不器用で孤独、人付き合いも下手。姉の死を嘆いているけれど、何かを隠している。これらをよりリアルに演じるために自分の欠点や弱点を深堀りしたわ。」
自分自身の経験に役作りのヒントを探ったのですね。
パティがエヴを愛していたことが分かった時、カレンは驚いていましたが、その表情は驚き以上の激しい動揺があると私は感じました。
第4話「カレン」では、カレンが隠してきたこと、子宮にがんがあることが明らかになります。
不器用なカレンらしい打ち明け方でしが、とてもリアルな感じがして私はすごく心に残りました。
そして熊と対面するシーンも!熊は、CMなどにも出演するバレンタインちゃん(笑)。
調教師が常にぴったりとはいえ、熊と近距離で共演なんて怖かったと私は思いますよ!
「車が音を出した時は笑えなかったわ。熊は想定外のリアクションを取ることがあるからよ。」
熊は音に敏感ですからね!それにしても恐ろしい!しかしジョセフィーヌ・ドゥ・モーは勇気を振り絞って演じ切りました。
でもストーリーとしてカレンは熊との対面後どうなったのか??それは第4話「カレン」でチェックしましょう!
ジョセフィーヌ・ドゥ・モーは赤い手帳で助演女優賞を受賞!
ジョセフィーヌ・ドゥ・モーが助演女優賞を受賞した映画『赤い手帳』は、あのマリリン・モンローの死の真相に迫る要素もある映画。
といってもドキュメンタリーではなく、マリリン・モンローが好き過ぎて、最期も含め彼女の人生と似たような一生を遂げた女性(マルチーヌ)が中心のストーリーです。
マルチーヌの遺体が警察によって運び出される場面に遭遇したスランプ中のミステリー作家。
自分の小説のネタにしよう!と彼女の死の真相を探り出します。
マルチーヌは自殺として処理されますが、不自然な亡くなり方を不審に思ったこのミステリー作家は、他殺だと信じます。
マルチーヌの死の真相を調べていくにつれ、マリリン・モンローの死の真相も分かってくる。
あのマリリン・モンローもこんな事に悩んでいたのかと、手の届かない存在の人物に妙な親近感が出て来るストーリーだな、と私は思いました。
でも一番の見どころは、ミステリー作家が自分の人生を見つめ直し、ポジティブに変わっていく姿だと私は思います。
有名人でもそうでなくても、人は誰でも悩みを抱えるもの。人間ですものね。
そういうもんだと思っていた方が気持ち的には楽だと私は思います。
マリリン・モンローが愛用したいたシャネルNo.5にちなんで、数字の「5」があらゆる場面に散りばめられているのも面白いと私は思いました。
ジョセフィーヌ・ドゥ・モーはキャシーを演じ、Festival Jean Carmetで助演女優賞を受賞!
自然な演技が素敵らしかったと私は思います。
ジョセフィーヌ・ドゥ・モーのまとめ
・10歳~14歳を寄宿学校で過ごした。親元を離れた寂しさを感じるも10歳で女優を目指し、11歳で学校演劇に参加した。
・これまでに50本近い映画やドラマ、30本近い舞台に出演し、3本の映画やドラマの脚本、監督を手掛けている。
・映画『赤い手帳』でFestival Jean Carmet 助演女優賞を受賞、『Those Happy Days』でラルプ・デュエズ映画祭でベスト・アクトレスを受賞した。
・夫や子供がいる情報がないが、ピラティスやボクシング、思い付きでパーティを開くことがストレス解消であり趣味。
・ドラマ『6人の女 ワケアリなわたしたち』では、がん闘病の末亡くなったエヴの妹カレンを演じている。熊とカレンが対面するシーンもあり。
・好きな映画は、『サウンド・オブ・ミュージック』、『ゴッドファーザー』、『パーティ』。憧れの役者は、グレゴリー・ペック、フィリップ・ノワレ。
インタビュー記事等を読む限り、プライベートよりも仕事面を多く語る女優さんという印象を私は受けました。
それだけ仕事に夢中で生きがいを感じていると私は思います。
本人はコメディ系が得意と言っていますが、私は他ジャンルでの活躍も期待しています!
これからも応援していきましょう!
『6人の女 ワケアリなわたしたち』の全キャスト、声優、ストーリー、ロケ地などまとめはこちらから!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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